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| column:start [2020/07/31 10:10] – [ふと思うこと] atnmn | column:start [2022/01/06 18:28] (現在) – [モノマネに例えると] atnmn | ||
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| 描き方のメディアに関する問いは、そのビジョンとの差を埋めようとする過程で、自然と自分の中から出てくると思います。 | 描き方のメディアに関する問いは、そのビジョンとの差を埋めようとする過程で、自然と自分の中から出てくると思います。 | ||
| + | ===== モノマネに例えると ===== | ||
| + | デッサンに於いてモチーフがもつ それっぽさ をどう画面上に宿すか。見たひとが、そうそう!、って 直感できる表現 こそがデッサンが目指すべき方向性だと考えます。この点においてはデッサンはモノマネに似てるかなと思ったのです。 | ||
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| + | ひとが誰かのモノマネをするとき、演じる本人とは別の霊をその身に宿すべく、対象の人物の ──それっぽい── 雰囲気が醸し出される状況をつくろうと工夫します。どんな表情か、どんなしぐさか、どんなセリフか、どんなスピードか、、、。それらの工夫は決して機械的なコピーではなく、人間にしかなし得ない ──演出── が多分に含まれます。オーバーなデフォルメであったり、いさぎよい切り捨てであったりもします。 | ||
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| + | デッサンにも同様のことが言えるように思います。対象をカメラで撮るように、明暗やシルエットをコピーするだけでは表現としては不十分です。そこには人でしか造り得ない 演出 が盛り込まれることで らしさ が宿ります。暗いところを暗く描くだけでなく、淡くおぼろげに描いてみたり、鋭い躍動感のある形態を実際の明度差以上の強コントラストで描いてみたり、強い眼差しを支える後頭部の影を重厚感を以て押さえてみたり。そういう 表現と演出 はデッサンに於ける必須要素で、クリティカルで的確な表現を見出すには、徹底的な観察とここから生まれる洞察が必要です。 | ||
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