リモート会議のためのヘッドセット
2020/10/07
最近職場で配置換えがあり、新しい組織に移った。新しい部屋は6人テーブルと部門長席がひとつあるだけの小さな部屋だった。私用の席が案内される。備えられた椅子はキレイに使用されたか比較的新しいものなのか、見た目の汚れはなかった。ちょっと安心してそっと腰を掛けて机を見渡した。机もキレイに掃除されていて気になるところは特になかった。天板の上にはなにもなく、そのしたに袖机が1本あるだけのシンプルなデスクだった。私はこの袖机に持ってきた自分用の文具などをしまうため、冷たいスチールの引き出しをがららと開けてみた。中はからっぽだったが、奥に会社配布のヘッドセットが販売時の透明なケースに収納されてぽつんと置かれていた。手にとって見ると透明ケースには開けた形跡がある様子だった。あたらしい上長がそのヘッドセットは前任が数回使用したもので、それほど使われていないからどうぞと言ってにこりと微笑んでみせた。私はそれで軽い鳥肌の立つ気分を覚え、それを引き出しにそっと戻した。妙に居心地の悪い気分を早く石鹸で洗い流したい気分になり、ハンドタオルを持ってパントリーへ向かった。
お清めの儀式がすっかり滞りなく執り行われると、私は席に戻ってすぐにパソコンをおこした。「リモート会議 ヘッドセット 疲れない」で検索すると製品をおすすめするブログやレビューがずらっと出てきた。いくつかのサイトを斜め読みしながら、製品選びのポイントなどをおさえると、いつものAmazonを開いた。製品がずらっとヒットした。手頃な価格で使いやすそうな製品を絞り込むものの、どれも無駄に意匠がほどこされLEDが仕込まれた派手なものばかりで、スーツ至上なトラディッショナル日本な我が職場にはまったくなじまないと思われた。
そのなかで、黒一色の地味なデザインながら、エンボスでJBLのロゴが入った製品が目に止まった。しかも4,000円を切る手軽さ。これは丁度いい。レビューにもさっと目を通すが悪くない。納品も翌日。よし良いなと思って購入に進んだところで小さな問題が起こった。これまでもAmazonで購入し、職場に直接送る場合は所属組織のワタシ名義で送ってきた。製品は社屋まで配達され、遅くともその翌日には社内便のルートを通って私のデスクの上まで配達されていた。しかし新デスクは入室制限された小さな部屋の中に在り、この部屋には社内はとどかない。安易に私宛で発送してしまうと、社内便のルート的には全く別のフロアに届いてしまうことになり、届けられたAmazonの箱は宛先人不在のまま色んな人にたらいまわしにされることになることが予想される。この事態はぜったいに避けたい。やむなく、社屋そばにあるコンビニ受け取りにして、購入確定ボタンをクリックした。
2020/10/19 追記
ヘッドセットのケーブルがおよそ1m強あるのだけれども、PCをデスクの右角に置きつつ、ヘッドセットの線は左からでているのでデスクを袈裟状にまたぐかたちになって取り回しが悪い。そこでちょっとだけ延長ケーブルを用意。余分に長いケーブルをぐるぐる巻いて隠すのもスマートじゃないので、最低限の90cmにしてみた。GOOD!!